家賃保証の審査での職業区分で、
会社員・自営業・学生・パート・アルバイト・年金・生活保護・無職といった形に分けられますが、
この中で審査が通りにくいのは「無職」の方になります。
ただ、預金通帳のコピーを提出することにより、家賃1年分以上+初期費用と引っ越し代金を含めた合計金額が、
通帳に入っていれば審査が通る事もあります。
アルバイトの方も同様です。
会社員の方などは「社会保険証」があれば、ほぼ審査は間違いなく通ります。
本人に確認の電話も入らずに、数時間で審査が通る事もあります。
パートの方も月額家賃が収入の3分の1以下ぐらいであれば審査に通ります。
に対して年金の方の場合は、年金の受給証明書、生活保護の方の場合は生活保護の受給証明書があれば審査が通る事が多いです。
実は自営業の方の審査が意外に面倒で、
場合によっては預金通帳のコピーや所得証明書といった書類の提出を求められることがあります。
どうやら生活保護や年金受給者の場合は、毎月決まった額が必ず支給されるので、
自営業者の方よりも収入が安定しているという見方があるそうです。
学生さんの場合は、親権者同意書と大学の合格通知書の提出を求められます。
審査基準は公になっていませんが、過去に事件を起こしたり、金融事故がある方は通らないそうです。
現在は保証会社が多くありますが、審査の基準もそれぞれで、審査が厳しい会社もあれば、緩い会社もあります。
審査の時間は遅い会社でも1日から2日程度、早い所だと1時間以内という所もあります。
連帯保証人については原則不要で、3親等以内の親族の方を緊急連絡先にする保証会社が多いです。
中には緊急連絡先が友人でも大丈夫な保証会社もあります。
内容によって、厳しいと判断されると、緊急連絡先から連帯保証人に変更してもらう場合もあります。
また原則、審査を通した保証会社で否認されると、再審査は無理です。
仮に申込人を変更したとしても、お断りされる事が多いです。
保証会社によって審査基準にバラつきがあるので、不動産会社は数社の異なる保証会社と契約している場合が多いです。
申込人の方の状況を見た上で、厳しそうな場合はこの保証会社、心配なさそうな場合はこの保証会社と使い分けています。
後、当然のことではありますが、過去にその保証会社で滞納があった場合は審査は通りません。
また、保証会社の契約に更新料がある場合があり、概ね1年ごとに更新があります。
その更新料の支払いを拒否しても、退去を促されることはありませんが、支払わない場合は、
次回からその保証会社での審査は通らなくなります。
 
 
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