お客様の声

北海道出身の札幌すすきの、キャバ嬢Mさんのアリバイ会社の使用例

2024年11月14日

お客様の声

この方をフューチャーするのは、字数が足りないくらいですが割愛しながらご紹介します。(ご本人了承済み)

北海道出身、当時25歳でした。札幌のすすきのでキャバ嬢ををしているけど、東京で仕事がしたいからアリバイ会社を使って賃貸マンションを借りたいという依頼です。

もちろん、東京での就職先などは無く、これから夜のお店を探して面接なども行くつもりとの事です。

ということで…

最初の依頼の電話です。

お電話があったのはある日のお昼過ぎです。

「あの~東京に行きたいのでアリバイ会社使いたいんですけど…賃貸物件も探して資料を送って欲しいです。」

弊社には地方から東京にいらっしゃる方も多いので、さほど違和感もなくご対応させていただきました。

マンションのご希望内容をお伺いすると、

家賃は20万円前後、1LDK、LDKと寝室が完全に離れている、南向き、LDKのベランダからの見晴らしが大事、オートロック、築浅、まあまあ難しいなぁ。

ポイント

賃貸探しの難しいケースの一つで、検索条件には乗らないレアな希望です。今回のケースは南向きの見晴らしです。見晴らしは内見しないとほぼわからない条件です。

で場所はどの辺で?

「できれば銀座に住みたいです。」

ん?

「銀座のお店に通うつもりなので、銀座に歩いていける距離に住みたいです。」

あるあるです。

地方の方で地理感、距離感がわからないお客様に良くあるご希望ですね。

全然いいんですよ…

難しそうですが、とりあえず探してみます!ということで一旦電話は終わりました。

賃貸物件探します。

さてと、さっそく物件探しますか!と…

無い。。ぜんぜん無い。。

わかってはいましたが、銀座に歩いていける場所に賃貸マンションは少ないです。あっても高額賃貸が多いです。

そして見晴らしですね、銀座周辺などビルだらけで目の前がオフィスという事はざらです。

はい、無理でした。

という事で、すぐにお電話をして、色々お話しさせていただきました。すぐにご理解いただきました。

なんででしょう、地方の方々っていい子が多いです。結局、範囲を広げて検索しなおしです。

その結果いくつか物件が見つかりお送りして、ご本人も気になるとの事でしたので、内覧の日取りを決めました。

なんだかんだで内覧です。

午後一くらいの時間だったかなと。お待ち合わせは有楽町、車を用意して待つと、どでかいスーツケースで登場したワンピースの女性です。

あらまあ美人さん、少し小柄な身長でした、スーツケースが重そうでした。

2日間東京に滞在するようで、夜職の面接、賃貸物件探し、とスケジュールがパンパンです。

こちらで用意してご本人が気になった賃貸マンションは4件、そしてご本人には提案しなかった、最後の砦の2件の計6件です。

八丁堀駅、新富町駅、築地駅と銀座にほど近い駅の賃貸物件をご案内しましたが、なかなか気に入ってもらえません。

砦の1件も含め5件回りましたが、ご本人のテンションも下がり気味で、もう最後の物件にかけるしかないという状況です。

最後の一つの場所は芝浦です。(田町駅)

銀座からは、歩いて新橋駅まで行き、そこから2駅です。ちょっと遠いかも…と思いながらも、行くだけ行きましょう!

との事で、ご本人は右も左も駅もわからず、の場所まで行き最後のご内覧です。

実は田町駅の芝浦の地域は海辺に近い地域です。タワーマンションなどもあり生活は結構便利な地域です。

もちろんその賃貸物件はタワーマンションではありませんが、ラストの内見です。

夕方に差し掛かってたこともあり、西日がいい感じ♪

玄関を開けた瞬間にリビングからの日差しがパアーと、眩しいほど…

「うわー!すご!すご!なにこれ~♪」

玄関を開けただけで、今までの一番のテンション!こちらもびっくりするくらいでした。

そして、リビングからのビューが海!

実は賭けでした、銀座からは距離があり歩いても近くない賃貸物件でしたので、見せるだけ見せてみよう。という感じです。

そして、その後のMさんのハイテンションは止まらず、設備を隅々確認、飛び跳ねたり、リビングの地べたに座ってレイアウトを考えたり、海を見つめたりと30分くらいはいたような気がします。

「ここにします!ここに住みたいです!」笑顔が眩しい笑

一番うれしい一言です。

さてここからが本業です!

アリバイ会社を使って申し込みをします。

今回は北海道からの上京です。「もちろん銀座でホステスするので」、なんて感じで賃貸審査に通るはずもなく、我々の出番です。

少し怖かったのがご本人の状況です。

年齢25歳、20万前後の家賃、北海道からの上京、ひとつ間違えれば即落ちです。

さらに、管理会社が準大手管理会社という具合、なかなか大変でした。

記述している時点でお分かりかと思いますが、なんとか審査OKです!

報告した時のご本人の電話越しの嬉しそうな声はなかなか忘れがたいです。

本格的な上京、お引越しです。

契約は郵送で済まして、鍵をお渡しする日。

弊社の事務所までお越しいただき、鍵をお渡ししました。

銀座の某クラブでの就職も決まり、順風満帆ですね!

今回はこれで終了です!いい仕事したなあと。

一か月後…のある日の夜電話がありました。

突然の電話です!

「なんか誰かにつけられてます!どうしたら良いですか?来てくれません?」Mさんのお仕事の帰宅途中からの電話でした。

おーい、ストーカーさんやめてください!

なぜ、付け回すのか…付け回したところでお目当ての人とは良い仲になれないことを学んで欲しいです。

とりあえず、いく事にしました。

本来は行きませんが、上京して間もなくだったこと、電話越しの声が本気だった事もあり、家に着いたら鍵をしめて待機しておいてくださいと伝えて急ぎます。

ストーカーさんとのご対面です。

田町駅を出て、ご自宅までの間も電話しながら、エントランスまで着くと、あれ?

むーん。あからさまなおじさんがウロウロ笑

中年小太りとはこの事かと言わんばかりの男性ですが、ケンカなどは、避けたいし、とは言え声をかけなきゃなぁと思いながら

「あの~ここで何されて…ま」

くらいで、

「はぁ?ぶつぶつ…」

と言いながら逃げていきました。

やれやれです。まあでもご時世的に危ない人も多いですからね。

という事で報告して、今日はゆっくり寝てください、帰りますね!と。

Mさん「帰っちゃうんですか?」

おいおいおいおい、そんな漫画みたいなことがあるのか?

そう、

ないです笑

玄関近くに雑魚寝する事にしました。そりゃね。一応ね。

朝方のコーヒーの味はなかなか忘れられません。

まとめ

Mさんは銀座のクラブでホステスをしながら薬膳料理の勉強をしたいとの事で、新橋付近の薬膳料理屋で働いていました、ちょいちょいLINEでやり取りさせていただいております。

よっぽどお部屋が気に入られたのでしょう!お引越しの依頼はありません。

との事で今回はここまでです。

アリバイ会社をしてても、それだけじゃない何かがある一つの例ですね。

大変ですけど、アリバイ会社として仕事をして良かったなぁというケースでした!

アリバイ会社 アチーブ

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yoshitomo@アチーブ

15年以上不動産賃貸業務に従事。
お客様は2割一般会社員、8割は夜職【キャバクラ、風俗、AV、メンズエステ、チャットレディ、コンカフェ、ガールズバー、パパ活etc】の方々と、偏った不動産仲介歴です。
不動産賃貸業の知識や、アリバイ対策を使うお客様の実体験はおそらく唯一無二になりますのでご参考になるかと思います!

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