コラム

アリバイ会社(在籍会社)を使ったらすべての賃貸物件が通せるのか?【入居審査の流れ】

2019年5月7日

アリバイ会社(在籍会社)を使ったらすべての賃貸物件が通せるのか?【入居審査の流れ】

アリバイ会社を使ったらすべての物件が通せるのか?

賃貸物件の入居審査をするのは保証会社、管理会社、オーナーという主に三つの関門があります。今回はアリバイ会社を利用した場合に賃貸審査に必ず通るのかどうかがテーマになります。

加えて入居審査の流れもご紹介いたします。

賃貸物件の入居審査の流れ

賃貸物件の入居審査の流れは以下の通りとなります。

  1. 保証会社の審査
  2. 管理会社の審査
  3. オーナー審査

おおまかに上記の段階の審査をクリアすれば、ご希望の賃貸物件にご入居する事が出来ます。

保証会社の審査

最近は保証会社をつかう管理会社様が大多数で連帯保証人はつけないケースが多いです。簡単に言うと、「連帯保証人は要らないから保証会社を利用してください。」という事です。

連帯保証人が要らない理由

昔の賃貸借契約は必ず連帯保証人が必要でした。今でも少なからず連帯保証人を付けなければならないケースもありますがごく少数です。

下記記事で連帯保証人についてや緊急連絡人、さらに連帯保証人代行や緊急連絡人代行についてご紹介しておりますので気になる方はご一読ください。

合わせて読みたい

保証会社とは?

保証会社は連帯保証人の役割になるので契約者が家賃を払わなければ当然大家さんに家賃の建て替えをします。そのリスクがあるので契約時に保証料を払う必要がありますし、入居審査もします。

保証会社によって様々ですが、主に金融、クレジット審査(信販系の保証会社)、滞納歴(LICC)といった審査をします。

下記記事では保証会社について詳しく記述しておりますので是非ご覧ください。

保証会社の審査でアリバイ会社を利用した場合

保証会社の審査はご自身に問題が無ければアリバイ会社を利用する事によりほぼ審査を通す事が出来ます。ただ信販系の保証会社でクレジットカードをお持ちでない方は稀に落ちることもあります。

それからご自身のご年齢とかけ離れた家賃の賃貸物件にお住まいになりたい場合も審査に落ちることもあります。

管理会社の審査

保証会社の審査が終えたら管理会社の審査に入ります。

管理会社とは?

管理会社とは賃貸物件の管理業務をしている不動産会社になります。賃貸物件の入居者が居住中に困ったことがあった際に連絡する不動産会社の事です。オーナー側と繋がっている不動産会社になるので入居申し込みの審査にも加わります。

管理会社の審査とは?

管理会社の審査では、お名前のインターネット検索、お勤めの会社の概要や年収、勤続年数、電話応対など主に家賃お支払いがしっかりできるかどうか変な人かどうかなどを審査します。

管理会社の審査でアリバイ会社を利用した場合

保証会社の審査に通ったあとは管理会社の審査になりますが、アリバイ会社を利用すればほぼ審査に通ります。

一点気を付けるべきとしては電話応対になります。

電話応対で失敗しそうになった例

弊社のお客様で管理会社からの電話応対で失敗しそうになった例をご紹介します。皆さんの今後の手助けになれば幸いです。

そのお客様は電話でのいくつかの質問の中の一つに「家賃のお支払いは大丈夫ですか?」という質問があり、その答えを「はい、全然大丈夫です。」とお答えになれば良い所を「はい、いくつか収入原があるので大丈夫です。」というご自身の収入のお話しをしてしまいました。

管理会社としては申込用紙の内容を見て質問をしているので、申込書の内容と回答が違えば不信感を覚えます。

管理会社から弊社提携の不動産会社には質問の嵐でしたが、なんとかうまく収めました。アリバイ会社を利用する際には電話応対に備えることも大事になります。

オーナー審査

保証会社の審査と管理会社の審査が通ればオーナー審査に通るケースはかなり高いです。個人オーナーと法人オーナーの場合で審査の違いはあります。

個人オーナーの場合

個人オーナーの場合はオーナー個人の意見が主なので保証会社の審査と管理会社の審査が通れば納得して審査OKにするケースがほとんどです。ただたまに偏屈なオーナーもいますので審査に落ちることもあります。

  • 年齢の若さ
  • 子供がNG
  • 同棲NG

年齢が若いだけや同棲(結婚してない若い男女)の場合でNGにするオーナーも多くいます。

子供に関してはマンション、アパートの構造や1Fであるか2F以上であるかで判断が分かれます。要するに下の階の住民に騒音で迷惑がかからないかどうかが判断基準になります。

法人オーナーの場合

法人オーナーの場合は管理会社の審査と同じような事をしたり、上長印をもらったりと会社都合で段階が多いです。加えて土日の休みなども相まって審査期間が長くなるので入居期日が迫っている方にはつらい審査になります。

オーナー審査でアリバイ会社を利用した場合

オーナー審査まで行けばアリバイ会社の仕事としてはほぼ終わっています、あとはオーナーの気持ち一つなので待つだけになります。

アリバイ会社(在籍会社)を使っても全ての賃貸物件が通せる事はありません

今回のテーマの結論になります。今までの説明の通りアリバイ会社(在籍会社)は全ての入居審査を通せる訳ではありません。下記の記事はアリバイ会社を利用しても審査に落ちるかどうかを詳しく説明した記事になりますのでぜひ参考にして見てください。

まとめ

賃貸物件の入居審査に落ちるというのは、中々精神的ダメージが大きいので出来るだけ審査が通る賃貸物件をご紹介するのも弊社では大事だと考えております。

今回のテーマを踏まえた上で大事なのは、やはり弊社とお客様のコミュニケーションが一番大事かと思います。賃貸審査に対しての不安や悩みなどをお話ししていただければ最良なアリバイ会社の提供して賃貸審査の通し方をアドバイスできるかと思います。ぜひご相談ください。

アリバイ会社 アチーブ

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yoshitomo@アチーブ

15年以上不動産賃貸業務に従事。
お客様は2割一般会社員、8割は夜職の方々と、偏った不動産仲介歴です。
不動産賃貸業の知識(お部屋探し、審査、管理会社の対応、賃貸契約)や、アリバイ会社を使うお客様の実体験はおそらく唯一無二になりますのでご参考になるかと思います!

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